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工業用水道メリット
1、上水道に比べ料金が格段に安い 2、安心基準の水質 3、安定した供給量
工業用水の用途
工業用水として
工業用水は、工業(製造業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業など)への供給を目的としており、冷却用、洗浄用、ボイラー用などのさまざまな用途に利用できます。
工業用以外の雑用水として
工業用水は、工業用以外の雑用水としても利用できます。
【具体的な使用例】
- ビルなどの清掃用
- バスやトラックなどの洗車用
- 緑地や公園の噴水、散水用など
*このほかにもこんな用途に使用したいというご希望があればご相談ください。
(ただし、飲料用には使用できません。)工業用水道の料金
工業用水道の料金は、利用する際に申し込まれた基本水量に基づく基本料金と、その水量を超えた場合の超過料金があります。
料金単価
(税抜き)
基本料金単価 | 超過料金単価 |
---|---|
1m³につき30円 | 1m³につき40円 |
【用語の解説】
基本水量:利用にあたって申し込まれた1日あたりの使用水量(最低申込水量は30m³/日)
基本料金:基本水量にかかる料金で、基本水量×基本料金単価×その月の日数
超過水量:基本水量を超えて使用された水量
超過料金:超過水量にかかる料金で、超過水量×超過料金単価
料金の算出例(1月あたり))※消費税率は 10 %を適用しております。
◆工業用水道の料金
基本水量:50m³/日→1月(30日で算出)あたり1,500m³
実使用水量:1,550m³→超過水量50m³
料金=(基本料金×基本水量×30日)+(超過料金×超過水量)
=(30円×50m³×30日)+(40円×50m³)
=47,000円(税抜き)
税込:47,000円×1.10=51,700円
◆同じ水量を使用した場合の上水道料金との比較(メーター口径50mmを想定)
【青梅市内の企業(東京都水道局)】
基本料金:20,720円+従量料金(372円×1,000m³)+(404円×550m³)=614,920円(税抜き)
税込み:614,920円×1.10=676,412円 【工業用水道との差:624,712円】
【羽村市内の企業(羽村市上下水道部)】
基本料金:16,430円+従量料金(350円×1,000m³)+(370円×550m³)=569,930円(税抜き)
税込み:569,930円×1.10=626,923円 【工業用水道との差:574,223円】
*工業用水道の料金は上水道を使用した場合の10分の1以下の料金です。
◆下水道使用料金
料金の算出例(1カ月あたり)(メーター口径50mm、1カ月使用水量 1,550m³を想定)
メーターの使用料金
使用水量を計測するためのメーターは企業団で設置しますので、メーターの設置経費や使用料はいただきません。
工業用水道の水質
工業用水道は、家庭で使われる上水道と異なり、ろ過処理や塩素処理は行っておりませんが、羽村市羽加美4丁目にある2つの浅井戸から採取した地下水を使用し、水質管理と水量管理を行い、水質分析表のとおり良質な水を供給しています。
水質分析表の詳細は下記のPDFをご確認ください。
工業用水道の配水量
工業用水道の配水量は、以下の状況です。現在の総配水量は配水能力に比べ、余裕があることから、安定した供給を行っております。
施工と負担区分
配水施設工事
個別の受水に必要となる公道下の給水管の新設工事は、企業団が施工し、その費用は受水者に負担していただきます。
給水施設工事
受水者の敷地内の給水管や制水弁などの給水施設の工事は企業団が施工し、その費用は受水者に負担していただきます。
メーターの設置工事は企業団が施工し、企業団が費用を負担します。
受水施設工事
メーターから受水者敷地内にある制水弁や受水槽の設置は受水者の施工及び負担となります。
なお、受水槽は必ず設置する必要があります。
工事種別 | 費用負担 | 施工者 |
---|---|---|
配水施設工事 | 受水者 | 企業団 |
給水施設工事 | 受水者 | 企業団 |
受水施設工事 | 受水者 | 受水者 |
メーター設置工事 | 企業団 | 企業団 |
工業用水道の供給範囲
配水場・送水管・配水管図
工業用水の取水及び配水
第1水源・第2水源の浅井戸から地下水を取り入れ、配水ポンプで圧送し、各受水事業所に供給しています。
◆フロー図
取水
第一水源(1号井)
加圧・配水
配水ポンプ
受水事業所へ